引きずっている失恋を忘れる方法を科学的・心理学的に解説します!

本ページではプロモーションを含んでいます

あんなに愛し合ったのに、いつから気持ちがすれ違ってしまったんだろう・・・。

「好きな人ができたんだ・・・」、突然の別れ話から訪れた予期せぬ破局に、心の整理がつかないままもう何年も引きずっている想い。

どんな形であれ、失恋は食事も喉を通らない、眠れない、心が張り裂けて狂ってしまいそう、「辛い」のひとことでは片付けられない暗く重たい出来事です。

「彼以上の人にはもう出会えないかもしれない」という喪失感で押しつぶされそうになりながら日々暮らしているものの、振られたあの日から完全に時が止まっている感覚、私も経験してきました。

でも、もう戻らないんですよ、幸せだった日々も彼も。

失恋から簡単に立ち直る方法なんて私は持ち合わせていませんが、それでもあなたの心の秒針を動かせる少しだけの力を与えられたら。

失恋という現象は科学的、心理学的に説明ができ、また忘れる方法もそこにカギがあるんです。

失恋を引きずるわけ

失恋すると胸が痛いと表現され、確かに胸がキュッと締め付けられるような感覚がありますが、実際には胸部にも心臓にも心や感情は持ち合わせていません。

ところが、失恋することで脳が深い悲しみを感じると交感神経が高ぶって呼吸や鼓動が不安定になり、心臓にも負荷が掛かることで痛みに似た感覚になると言います。

そして、失恋後の喪失感は科学的、心理学的にはこう考えられています。

失恋を引きずる3つの要因

  1. ドーパミンとの関係
  2. ヒトの依存性との関係
  3. 失敗したくない心理


ひめ焦左

失恋ばかりですが、脳はとくに大丈夫です・・・。


ぱる困右

依存性? 何がなんだか・・・。

そう、あなたが知りたいのは失恋のメカニズムではないことは重々承知していますが、これらの要因こそ、引きずっている失恋を忘れるカギを握っているんです。

失恋で悲しいのは当たり前、ほとんどの人が通る道ですが、それをどう乗り越えていくのかをお伝えする前に、この「喪失感」の理由を知っていれば、なぜそうすることが失恋を忘れることに繋がるのか理解できると思います。

ドーパミンが止まらないから悲しい

ドーパミンは喜びや快楽の感情に関わる神経伝達物質で、何らかの報酬を得ることで脳から分泌され、幸福感を感じることが知られています。

一方で何らかの物質などの依存症になるのは、その物質が本人にとってドーパミンを活性化させるキーとなっているからだとも考えられています。

しかも、その脳の働きは、まるで薬物中毒患者のそれにもよく似ているそうです。

恋愛中の脳はドーパミンが大量に分泌されて幸福感でいっぱいの状態ですが、脳はさらなる快楽を求めるためにドーパミンを欲している状態。

ところが、ある日訪れた突然の失恋にも関わらず、ドーパミンの分泌は急には止まりません。

むしろ逆で「失われた報酬(恋愛)」を再び得ようとドーパミンはより分泌されてしまうのです。

まるで薬物の禁断症状のように脳は恋愛を求め続け、苦しむことになります。

幸せだった分、反動は大きく、引きずってしまうことから逃れられません。

ひめ驚左

恋愛中毒・・・。

依存しないと生きていけない

人は狩りの時代から集団や個人に依存し合って生きてきました。

集団からの孤立は、時には生死に関わることですらあったのです。

現代でも社会からつまはじきにされた若者が自ら命を落とすなど、人との関わりは健やかな心と体を維持するためになくてはならないものです。

そして、人は誰でも「自分の事を認めてもらいたい」という承認欲求を持っています。

逆にいうと拒絶されることには恐怖を覚えます。

人は予期せぬ拒絶にあうと交感神経が刺激されて、呼吸や心臓の動きが乱れたり、食欲の減退など体内器官にも異常をきたしてしまうことがあります。

失恋という大切な関係が終わりを迎えることで、心と体、生活に相当な影響を及ぼします。

一部例外はありますが、人は依存し合っていないと生きていけません。

ぱる困右

ううっ、否定できない・・・彼がいないと生きていけないかも。

失敗が自信を奪う

人は何事においても「失敗したくない」と思っています。

特に恋愛においては、お付き合いする前や、付き合って間もない頃は、常に失敗してダメになる恐怖を抱えています。

経験があると思いますが、意中の人から振られたとき「どこが悪かったんだろう・・・」、「自分に何が足りないの?」と自問自答しませんか?

自分には容姿の魅力や能力がないと感じ、新たなチャンスが訪れても臆病になったり、「また失敗したくない」と余計なことを考えすぎて彼に執着して失敗する悪循環に陥ってしまいがちです。

でも心配しないで、「私の魅力に気づかないなんて馬鹿な男ね!」と言えるほど強い女性は、そうはいないのですから。

失恋の悲しみを和らげるには?

失恋による悲しみは交感神経を刺激して、感情が高ぶりイライラしたり、常に落ち着かずストレスが溜まります。

大好きだった彼を忘れるどころか、楽しかった日々を思いだしてやきもきしたり、なぜこうなってしまったのか自分への苛立ちや不安で何も手につかなくなります。

エリ笑右

そんな状態からすぐに逃れたいと思うなら緊張モードの交感神経の働きを抑えて「副交感神経」を活発にするのが一番です。

何のことはない、あなたがやるべき事は「思いっきり泣く」だけです。

生理学的にもちゃんと証明されていて、泣くことによってリラックスモードの時に活発になる副交感神経が刺激され、血管を拡張させたりホルモン分泌を増加させるので、気分が落ち着いたり、ぐっすり眠れるようになり、心身の休息と回復が自然に行われます。

辛いことがあっても我慢する、人前で涙を見せないと強がらないで、「彼のことが大好きだった」と思いっきり泣いてみると気分がスッキリするでしょう。

悲しみの後に喪失感がやってくる

涙が涸れるまで泣いた後、それでも拭えないのが彼を失ったという「喪失感」です。

悲しみと喪失感は似ているようで別のもので、悲しみは一時的な感情で時間の経過と共に和らぎます。

ところが、喪失感は場合によっては時間の経過と共に大きくなり、それが埋まるまでずっと引きずってしまいます。

あなたが本当に向き合わないといけないのは悲しみより喪失感です。

失恋を忘れる3つの方法

別れた事を認識しても心の中ではそれを認めることが出来ていない女性が結構多いと思います。

「あれだけ愛し合ったから彼は戻ってきてくれる」、「別の人と付き合っても、きっと私の良さに気づいてくれる」、別れたのに僅かな期待を胸に何年も引きずってしまいます。

ハッキリ言いましょう、それは幻想です。

もう彼があなたの元に戻ってくる可能性はありません。

あなたが彼の事を考えるように、彼も自分のことを考えているなんて思わないでください。

エリ困右

キツイこと言うけど、それはあなたがそう思いたいだけだよ。

彼はすでにあなたとは別の人生を歩み出しています。

本気で失恋を忘れたいなら、あなたが初めにやるべき事は、「彼との別れ」を認める、「ひとつの恋愛が終わった」事を受け入れる事です。

「失恋は時間が解決してくれる」なんて言われますが、確かに間違いではありません。

しかし、間違ってはいけないことは、単にぼーっと毎日を過ごしていても、昔の彼を引きずるか、孤独になれてしまうだけで次の恋へは前進できないということ。

失恋を乗り越えて新しい恋を手に入れることができる人には共通点があり、彼女たちは無意識に「失恋を上手に忘れる行動」を取っています。

夢中になれるものを見つける

失恋した直後の恋愛中毒症状は脳から分泌されるドーパミンが影響していると言いましたが、ドーパミン分泌は何も恋愛に限ったものではありません。

自分自身への報酬「快楽」や「幸福感」を一時的に恋愛から別のものに置き換えるんです。

有効な手段として、体を動かすスポーツやジム、トレーニングを始めることです。

人の体と心が健康に保たれている時は、交感神経と副交感神経がバランスよく切り替わっています。

体を動かしている間は失恋の辛さを感じる余裕はなく、体を動かすことで溜まっていたストレスを発散し心地よさすら感じます。

運動後の適度に疲れた体を回復させる時間は心をリラックスさせるための副交感神経が活発になり、安らぎや眠気を誘います。

体を動かす爽快感や運動を通じてスリムになって綺麗になりたいと目標を持てば、恋愛以外でドーパミンを分泌させることができ、失恋による不安や寂しさは次第に消えていくでしょう。

もし、体を動かすこともできないほど心が疲れている状況なら、瞑想や今流行のホットヨガなどもドーパミンの分泌を促し、日々の暮らしに活力が沸いて心の安らぎも手に入れることができるのでオススメです。

時間がなくて趣味を持つことができなくても、失恋を思い出す余裕がないくらい、たくさんの予定を入れて忙しくしておきましょう。

部屋に閉じこもって悲しみに暮れるだけでは、あなたにとって1mmもプラスになりません。

友人との時間を増やして大切にする

「失恋を忘れるには新たな恋を始めるのが効果的!」って、よく耳にしますね。

確かに、新しい恋がスタートすれば自然と彼を忘れることができるでしょう。

でも、失恋直後って自分に失望し、自信を失っているんですよ。

寂しさのあまりに好きでもない人と関係を持ってしまったり、よく相手を知らないまま付き合って、冷静になったときに後悔するのもこの時期です。

失恋直後は、無理に新しい恋を探すのではなく、むしろ慎重になってください。

そしてあなたの周りにはあなたを愛する人たち、家族、兄弟、友人たちがいることを思い出してください。

これまで彼に依存しきってしまっていたかもしれませんが、あなたは一人じゃありません。

久しぶりに実家に帰って、母が作る手料理を食べながら昔話をしてみませんか?

彼氏が出来てから疎遠になっていた、仲が良かった友人達に連絡を取ってみませんか?

彼女たちは温かくあなたを迎えてくれます。

自分のことを好きでいてくれる人がまだいるんだって実感でき、心が癒やされるのは間違いありません。

自分磨きに励む

一刻も早く新しい恋をしたい、彼氏を作りたいって気持ちはわからないでもないんですが、その前に失恋してしまったという現実にちゃんと向き合って、自分を見つめ直してみましたか?

何度も失恋を繰り返す人は何かしら問題があるかもしれません。

口が達者な浮気男に惹かれやすい、束縛することが多かった、彼氏が出来た安心感から化粧やお洒落に疎くなった、体型を気にしなくなった・・・振られた原因が彼の心変わりにあると決めつけて、自分自身に目を向けていなかったという女性は少なくありません。

ブランド物の洋服や装飾品でいくら着飾っても、それを着るあなた自身に魅力がなければ誰も振り向いてくれません。

恋がしたいと必死になっている女性は余裕がなく、薄っぺらく見えてしまうから不思議です。

逆に着飾らなくても活き活きと自信に満ちあふれた女性は輝いて見えるものです。

そういう女性は愛想を振りまかずとも男性の方から寄ってきます。

「いつか私を振った男どもを後悔させてやる」、それくらいの気持ちで開き直って自分磨きに励めば失恋の苦しみから解放され、自分に自信を持つことで落ち着いた大人の雰囲気を醸し出します。

そんなすべてを包み込んでくれそうな女性は男性が放っておくわけがありません。

さぁ、自分磨きを始めましょう。

まとめ:大好きな人を忘れて新しい恋愛に進もう

失恋はできれば味わいたくないものですが、人生においては大きな恋愛と失恋を何度か経験してこそ成長し、真実の愛を見つけることができるものです。

だから失恋した悲しみや苦しみから逃げ出さずに、きちんと向き合うことが大切なのです。

そして恋愛だけがすべてじゃない、家族や友達、あなたを愛してくれる人を大切にしましょう。

失恋で経験した苦い思い出や寂しさは、人を愛し愛される厳しさと優しさを教えてくれるでしょう。

自分磨きを怠らないでください。

恋愛の喜びも悲しみも理解した先には、きっと素敵な出会いが待っているでしょう。

あなたは一人じゃない、明けない夜はないのだから。

運命の出会いをしよう

もしあなたが、なかなか一歩を踏み出せずにいるのなら、また、あなたを全て受けとめてくれる人との出会いを求めているなら、誰かからでも少しだけ勇気をもらいましょう。

見た目だけじゃない、本当に心を許せて長い人生を共にするパートナーはどこかであなたと出会うのを待っています。

あなたのペースに合わせながら、確実な出会いをつかみ取るのはあなたの気持ち次第ですよ。

\ 本気の人限定! /